別冊イチカレイカ

かぼちゃおいしい

先週の日曜の日記

思えばこの一週間は牛肉のことを考えていた。金曜の最後も牛肉だった、話題が。気温とともに落ちた気分のようなものが戻ってこなくてもうこれはトマトで煮るしかないのではないかという思考が降ってきたのが今日。全部台風のせいだ。引っ張り出した作り方はトマト120gとか言ってくるけどうるせえトマト缶は400gなんだよと全部の材料を約三倍した。この時点で相当頭が悪い。前回自炊した記憶がないレベルで久しぶりなので許してほしい。調理器具はなにもかもが時が止まったような姿をしているから鍋だのまな板だのを洗いながら使っていく羽目になる。玉葱を三個1cmぐらいの薄くない薄切りにした時点でこれはダメだなとさすがに気づく。私がでかい方の鍋と思ってる鍋は別にでかくない。トマト缶を取り分けて冷凍するという頭のない人間はそのままやっていくしかないのだ。炒めているのか蒸しているのかわからない状態にぼんやりしつつ、この時点でレシピの言う所要時間25分のうち45分が経過している。結局今までの人生における様々な失言を思い出して鬱々としながら90分ぐらいは玉葱と付き合っていたと思う。あとは1500円分も買ってきた牛肉と残りの材料を足していくと鍋一杯のなにかができあがる。カップや大さじを久しぶりにちゃんと計量に使った。なにかはわりとおいしかった。でも日付が変わって気づいた、食べたかったのは文アル月夜のビフテキだ。

嗜みとしての作文

 言うなれば片づけたいという欲求で動いているから、身のまわりのものは勝手に整理されていく。始めは気持ちを落ち着ける目的で手近なものを整頓していただけだったが、気づいたら手段が目的になっていた。散らかりの供給不足への対処が必要だった。今思えば、書くことで頭の中を片づけるという手法には、わりと早い段階でたどり着いていた。思考は生きていると勝手に散らかるので便利だ。
 書くことについて習った唯一の記憶が、文章教室20講という本だ。その名の通り、講座のテキストとして入手した。影響を受けた本を小説以外から選ぶなら、一番ではないのだが、三位以内に入ることは間違いない。この本と、最初に添削をしてくださった講師の方には大変感謝している。人生で初めて手にした名刺はこの方のもので、何度ファイルを変えても常に一番頭に入れている。
 重要なのは片づけたい脳内のイメージなので、結果的に随筆の類になったり小説の形をとったりするだけで、本質的に違いはない。実際に起きたことを他人のイメージのように書けば客観視できるし、自分のイメージを書いていけばあたかも存在するかのように思える。イメージのまま写し取ると日記や随筆になり、イメージを反芻してシーンを起こすと小説などの創作になる。二次創作は、あらかじめ与えられたシーンを反芻してイメージを起こし、それをさらに反芻してまたシーンに落としたものだ。
 例えばなにがしかの作品が気になると、年表と地図が必要になる。この二つを作りながら作品を読み返していると、気になるシーンが頭に入ってくる。それらを脳内で何度も読み返しているうちに、これはこうだ、というイメージが、ある日突然姿を見せる。モデリングではなくカーヴィングが近い。一次の場合も似たようなもので、ソースが一箇所に依らないだけだ。とにかくそのイメージを見つけたらもう、どうしようもない。しっくりくる言葉で説明できるまで、仕方がないので書き続ける。
 書いたものを公開する理由は偏に、そういったものを読むのが好きだからだ。アクセス数を伸ばしたい、頒布数を増やしたいという思いはほとんどない。ただ、誰か同じようなことが好きな人がなにかを探したとき、あるかないかで言えばあった方がいいかもな、という気持ちで上げている。最近よく使われる表現で言うと、プレゼンに近いものではあるが布教の意図はあまりない。強いて言うなら自由研究だ。
 なぜイベントに参加するのか、ダウンロード販売やWeb掲載ではだめなのか、については、まず本という媒体、紙に印刷された文字が好きだということが絶対的にある。割り付けや装丁などで見た目を規定しそれにより付随情報を伝えたいという気持ちは力のなさからわいてはこない。なので次の理由は、モチベーションの高い人に出会う、という部分になる。イベントに足を運ぶ人は圧倒的に貪欲だ。Webでは埋もれてしまい閲覧数すら増えなくても、少しぐらい目に留めてもらえる可能性が、比較的、高い。もちろんシャッター風と列移動に煽られて埃をかぶるだけで終わることもある。それでも、誰かに届くかもしれない、その可能性のために今日も身を切り赤を出す。
 唐突に、ブログ読んだよと言われたりする。全然知らない人が、いつも見てますと声をかけてくれる。全部くださいに思考停止しながら足し算をしたことがある。手書きのお手紙をいただいて、自分の組み立てた文字列が人の字で書かれている感動に震えたこともある。そんな圧倒的な体験が、公開を続けているとたまに起きる。他人、特に見ず知らずの人になにかが伝わり、少しでもその人を動かしたという実感は、人を生かす。
 文化の恩恵は大きい。四時に起きて始発に乗って十九時半までホールにいると、なんでこんなことやってるんだっけという気持ちになることもある。別段難しい理由はなくて、イベント運営的な作業が好きだからというだけなのだが、一割ぐらいは創作について考えるのをやめないため、みたいなものがある、ような気がする。この文化が気が狂っていて好きなので、存続に値するとそれなりに主張できるようになっておきたいとも思うし、誰か同じようなことが好きな人が、先述のような圧倒的体験をする手助けになれるなら、その場に関わっていたい。

またアニソン聞いてる

顔面の好みがわかりやすいという話をしたのでなんとなく曲もやってみたけどやっぱりわかりやすかったという話です。

ワンミーツハー / ヒトリエ
Now or Never / ナノ
REASON TRIANGLE / QUADRANGLE
熱烈ANSWER / 小野大輔
LφVEST / SCREEN mode
モリーズ / GRANRODEO
HOW CLOSE YOU ARE / 宮野真守
ラブミーギミー / Tia
Don't / NakamuraEmi
Pipo Password / TeddyLoid feat.ボンジュール鈴木
Masquerade / Hitomi
Walk Like an Egyptian / The Bangles
不可逆リプレイス / MY FIRST STORY
リフレインボーイ / ALL OFF
Perfection Gimmick / IDOLiSH7
DRAMATIC NONFICTION / DRAMATIC STARS
我ら、綾薙学園華桜会 / 華桜会
恋と浄土の八重桜 / 前田藤四郎、他
グローリーストーリー / 天宮奏、及川慎、佐々木純哉
pride / Hiro x Koji
Preserved Roses / T.M.Revolution x 水樹奈々
Borderland / 川田まみ
Red fraction / MELL
鮮烈!キュアモフルン / 五條真由美うちやえゆか
Sweet Romance / 五條真由美
鳥になる時 / 彩月
Take Me Higher / りすこ・もえ・ゆな from STAR☆ANIS
ラブレター・フロム・何か? / ecosystem
ID-0 / 佐咲紗花
KINGS / angela

普通の人はタイトルをつけない

一般的に人が名前をつけるのは、自分の子どもぐらいではないのか? そんなことってあるかよ……いや、考えてみればあるような気がする。幼いころはまだしも(モンデンキント!)、ハイティーン以降となるとその行為を繰り返す人種は限られてくる。もしかしたら、幼年期にすら試みない人も多いのかもしれない。小説を読まない人生をおくる人々の存在に気づいたことが記憶に新しい。
一部の人種は名付けを繰り返す。好きな物語に加わる自分の写し、真似て空想した別の世界、そこで展開する新しい物語。ペンネーム、サークル、本、ペーパー。端末、ハンドル、サイト、ブログ。名前は言わば皿である。ある程度決め打ちのものもあれば、料理ができてから探すこともある。気に入った皿に対してなにを盛るか考えることもある。手持ちで間に合うことも多いが、それは決してベストな選択とは呼べないだろう。一個の人間の名付けという大一番を迎える前に、皆もっと軽いものを繰り返して慣れるべきだ。さあテキストエディタを開いて妄想の練習から、はい!

今年買ってよかったもの2016

5000円なんてなかった。除外は本、チケット、プリキュアポルノグラフィティ

そのまま洗える衣類ケース
久しぶりに無印からクリーンヒット。ブルーとグレーを一個ずつ使っている。中身が見えすぎないし、マチがあるのでちゃんと四角形になり鞄に詰めやすい。ネットだから中身が少なくてもかさばらない。そしてなにより商品名の通り、帰宅即丸ごと洗濯できる。大昔に衣類圧縮袋を2回ほど使って、圧縮のできなさと使った後の洗いにくさに辟易し、以降ビニルのショップバッグを使い捨てにしてきたが、ついに一つの解にたどり着いた。

三矢製菓 レモネード 215g
たまたま見つけて名前が気に入ったので買った。会社の冷蔵庫の上に置いたら、わりとあっさり消費された。みんなこんな駄菓子食べるのかと謎の感動を覚え、それからしばらくの間切らさないようにした。気に入って食べ過ぎたからと代金を支払ってくれる人が現れたり、俺は森永派だとこっちを箱買いしてくる人が出たりと面白い体験をさせてくれた。ちなみに三矢のはクッピーと似た、原材料が砂糖・コーンスターチから始まるやつで、森永のはブドウ糖。サンタさん1kgの袋ください。

病院の待合室がだいきらい

病院の待合室は最悪の空間だ。そもそも訪れるときは病気のときなので、印象はマイナスからスタートする。まず音楽がよくない、オルゴールアレンジの流行歌などという病院でしか聞かないような曲を病院で流さないでほしい。次に色。クリーム、ベビーピンク、ペールブルー。ダサい、終わっている。いっそ真っ白くしておいてくれ。さらに所狭しと貼られた統一感のないポスター類。有益と言えば有益だが、病院に来ているときぐらい他の病気のことは忘れたい。あと大きさもテンションも本当にバラバラで情報としてうるさすぎる。病人は静かに過ごしたい。拍車をかけるのが小物類。そこそこ読み古された雑誌、わずかに痛んだぬいぐるみ、引き出物としか思えない置き時計、百均のゴミ箱、ニトリの家具、カウンターの上には統一感のない受付札や診察券入れ、渡される問診票フィーチャリングどこかの製薬会社のバインダーとボールペン、企業ロゴは使い続けられてはがれかけ。ああ早く帰りたい。人工密度はそれなりに高く、一度席を立てば元の場所には座れないというのに、何度も何度も立ち上がる用事がある。保険証をお返ししますー、体温計お願いしますー。そしてなにより人である。いるのは病人、大多数老人、着飾ってくる人などいない。運転免許試験場の高齢者版、アズユーノウ最低。しかしながらよく考えると、コンビニが購買意欲をそそるようにできているのだから、病院の待合室は病気になりそうにできていて当然なのかもしれない。諦めて天井を仰げばIKEAの照明が下がっている。

最近の視聴カツ

ヴヴヴとギアスを完走した。月で殴られるか神社で殴られるかみたいな。いやでも最終話であのメインテーマかかった瞬間(ッシャオラァキタアアァァァ!!!)ってなれるし後者のがいいな。でもやっぱ普段なら手を出さない苦手エリアだけあってキツい。今00に入ったけどゴールできるか不安だ……。
あとこれに行った。だいぶアウェイではと心配してたけど半分ぐらいはなぜか知ってたしめっちゃ楽しかった。いやあホログラムすごい、あかりちゃんといちごちゃんが手振ってくれてた。ターンと立ち位置変更がほとんどないのだけちょっと残念。でもアプリ連動もがんばってて、リアルタイムでセトリ更新されていくし終わったら電話もらえるし最高、テクノロジーありがとう。チケットもうちょい下がればなーとも思ったけど、家族向け公演の方はお安く設定されててなるほどといった感じ。小さいうちからどんどんこういうの見て次の世界を作ってくれ。「プリキュアもやってくれないかな……」って言ったら「いや彼女たちは本職なんで」って返された。それもそうだとその場は納得したけど、じゃあほら春日野さんと剣崎さんだけでもどうですかという気持ちになってきたのが今。
まこぴーで思い出したけど、最近アイナナ始めて、誰かを探すためにアイドルになった人の系譜が作れそうと思った。スリーライツあたりからで誰か頼む。それにしても最初からアプリあってBGMあって表情差分あって声あって歌あるのすごい(SideMしか知らない人の感想)。